Building Traditional Greenland Kayaks
ホームセンター材料によるトラディショナル・グリーンランドカヤック自作の記録、関連装備自作、ツーリング記録など。

Record of building traditional greenland kayak with woods and canvas, related equipments, and report of seakayak touring.

ハンド・ロール 上がる。
再び彩湖でロール。
今日は皆、実家でゆっくりしているのか、ほとんど誰もいない。
猛烈に暑いしなー。

岸のアオミドロにももう慣れた。
良く見ると、ハゼ系の稚魚やヤゴが泳いでる。

先日獲得したノルサック・ロール(前傾→後傾・右)を試す。
OK。もう大丈夫だろう。

左を試す。駄目。
全く上がる気がしないのでさっさと諦める。
再び右に戻ってハンド・ロール。
左手にノルサックを握ったままトライ。
上がった。
ノルサックをデッキに固定してトライ。
うわ、上がったぜい。。
携帯のビデオ撮影セットしてトライ。上がったけど写ってない。
もう一回。駄目。



再度トライ。出来ない。
以降、あがいて無理やり上がったのが一回だけで後は駄目。




失敗ハンド・ロールを繰り返したせいでノルサック・ロールも怪しくなってきた。
変な癖がつくと嫌なのでノルサック・ロールを再び練習。安定させて今日はここまで。
ビハインド・ネックの正しいセットポジションを意識しての練習に切り替える。

帰りの道中で、ハンドが上がらない原因に思い当たった。
次、試してみよう。
一号艇のこと
二号艇製作を思い立ってから、一号艇に乗っていない。 
このことが引っかかっている。
My 1st

完成したばかりの二号艇はまだまだ味わうのが楽しく、一号艇が霞んでいるのは事実。 
二号艇は、一号艇の欠点に気づいてしまい、これを念頭に製作した艇。
 だから、今の時点では、当然といえば当然なのだが。

初の自作艇を、そのまま取っておきたいという気持ちもある。
だが、このまま”吊るし殺し”にしてしまうのは不憫で申し訳ない。
ひとたび進水すると、カヤックにも人格を感じてしまう。
乗られるために生まれてきたのだから、乗ってもらえないのなら薪にされたほうがましだろう。

自分で作っておいてなんだが、一号艇にはそれなりのよさ、なんというか、本来のハンティングカヤック的な風格のようなものがある。
空荷ではなく、獲物を積載したことを想定した浮力。 

実際に一艇作ってしまえばわかると思うが、以降、”常に作っていたい”衝動が湧き上がってくる。
おまけにG-Style2007以降、皆がまた、新艇を作り始め、どうしても触発されてしまう。

ということで、”作りたい衝動”を、1号艇を再生し、海に戻すことにあてることにした。

古いカヤックを直したり、シェイプを変えたりしてまた乗る。
これはスキン・オン・フレームだからこそできること。

テーマは空荷でも積載状態でも安定したツーリングカヤック。
これって、マスプロカヤックメーカーの永遠の課題なのだろうけれど。
どうすればいいのか、なんとなく、頭の中に出来上がってきた。

一号艇の経験をフィードバックした二号艇の経験を、また一号艇にフィードバックするのだ。
スライダー再製作

海は荒れてるようなので、スライダーを作り直すことにした。
もともとのスライダーは、前後の穴の間の長さがストラップの幅より1cm短いだけなので、スライドさせてもストラップがあまり締まらなかった。
スライダーがパドルブレードの幅より狭すぎると具合が悪いと考えた結果だったのだが、実際には問題ないようだ。
今回は2cmほど差をつけてみる。


母材
母材はキール、ストリンガー材の余り。エゾマツの端切れ。
ノミで割って望みの高さにし、鉋と切り出し、サンドペーパーで仕上げる。


亜麻仁油漬け
亜麻仁油漬け。
ヤスリやサンドペーパーを使わないほうが耐水性が高くなるようだが、オイル仕上げならペーパーがけも有りだと思う。微妙に表面が荒れてオイルを吸いやすくなる。
緩めたとき
締めたとき

パドルを咥えさせてみる
パドルの保持もOK。


コックピットリム変更

シーソックを装着した状態でもスカートの装着をし易いよう、リムを改良。
既存の12mmロープの上に新たに6mmロープ2本を並らべて巻くき、シニューで固定した。
実際にシーソック、スカートをはめてみると、かなり良い感じ。
最後に柿渋で着色。
20070321160509.jpg 20070321160514.jpg 柿渋染め


 


 


修理と改良


 

右ストリンガーの前側のスカーフ接合部がはがれてきた。
実は左ストリンガーの同じ部分もスキンがけ直後にはがれている。
ストリンガーはキールソンと違い強度はあまり必要ないと思っていたので、「アゴ」の無い単純なスカーフ接合とし、ダボもキールソンに比べ細めのものを使っていた。
おまけにエポキシも、時間節約のため30分硬化型を使っていた。運悪く接合部がカーブのきついところに当たってしまったのも痛い。よくもこれだけ悪条件が重なってしまったものだ。
とにかく、カヤックの中に何とか手と突っ込み、エポキシをはがれた部分に押し込み、ポリ紐を木片で締め上げて固定。何とか復旧した。
構造的には何も改良されてないので、再発の可能性はある。
ただ、スキンに若干の出っ張りが出来て格好悪いのを我慢すれば、ここが剥がれたところで強度的にはほとんど問題は無いと思う。

ついでにバウにもバンジーを追加。

次回製作時には、接合部に「アゴ」を作ったうえ、シニューで巻いて剥がれを完全に防止することにする。



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