今日も海況が悪く、海には行けないので、さらなる改良作業にいそしむ。
試漕時、シートの真ん中だがリブの高さ分、出っ張っているのが若干気になった。
再び100円ショップで2枚100円のウレタンマットを買い、後端がリブの上に乗るよう再製作。

次はアフターデッキへのラインとスライダーの追加。
改良前の状態だと、ビルジポンプがうまく固定できないので、既設のラインの余りの材料を使ってラインを追加した。
もう穴を開けたくないので、前後クロスストラップの右側の根元同士を新しいラインで繋ぐ。さらに、新しいラインの真ん中の部分と、前側のクロスストラップの左根元とをバンジーコードで繋いだ。
バンジーコードは100円ショップで購入した3本 100円の自転車用ゴムバンドを利用。
金属フック付だったが、錆びるし、伝統的スタイルにそぐわないのでフックは切り取り、両端に結び目をつくった。
前後に渡したラインは2本をダブルフィッシャーマン・ノットでつないだもので、バンジーコードの結び目を、ラインの二つの結び目で挟み込む。バンジーコードのもう一端は、前側クロスストラップ左根元からループを取り、カウ・ヒッチで固定するようにした。
これでフックは無くてもバンジーの取り付け、取り外しが自由に出来る。
スライダーも追加し、リアデッキにもパドルを固定できるようにした。
それにしても、100円ショップは並みのホームセンターより使える。
特に、本来の目的と違う使いかたをする時には。
昨日の初使用で気になったのは2点。
1.アフターコクピット・ビームが背中に当たって痛い。
2.クロスストラップの幅が狭く、ビルジポンプがリアデッキに固定できない。
1は予想はついていたが、乗ってみてから、と思っていた。
昨日の館山からの帰りすがら、ホームセンター ジョイフル本田で電線結束用の10mm幅マジックテープを購入。今日、自宅に余っていたスポンジゴムを切り出して、このテープでビームに固定した。
2については、これ以上ガンネルに穴を開けたくないので、既存のクロスストラップにバンジーを渡してやるつもり。
完成後、天候・海況の悪い週末が続き、なかなか進水の機会がめぐってこなかった。
前日の予報では、7月15日は晴れ。 台風4号の影響で、高波浪の範囲が西から徐々に広がってくる模様。15日午前中であれば、房総沿岸なら、うねりは入るが何とかなりそうだ。
波浪の影響が少なく、出艇時に波に遊ばれる不安のない館山湾奥の砂浜で、7月15日のAMに浮かべてみることにした。初めての艇は大抵ここで進水させ、挙動を掴んでいる。カサラノもここでデビューした。
居合わせたシットオントップ・カヤッカーに「これって革ですよね」と話しかけられる。
塗装は全艶消しのクリアだけなので、テカリが一切無く、確かに皮のように見える(その代わり、手触りはほとんど紙やすり)。
ともかく、オリジナルのグリーンランドカヤックはアザラシ皮なので、とてもうれしい。
ビーチからの出艇では、コックピットに収まってスカートをはめてから、手とパドルを使ってずりずり進むのが正しいやり方だが、僕は、波が強く無ければ、先カヤックを浮かべてしまい、コックピットを跨ぐ形でそのまましばらくパドリングしてから、足を畳んでコックピットに納める、ということを良くする。
小柄(=腕が短い)なため、カヤックを地面から十分に持ち上げることが出来ず、ずりずり方式は苦手なのだ。
グリーンランドカヤックは開口部が短く、アフターデッキに腰掛けて、斜め上から伸ばした状態で突っ込まなければ脚は入らない。ビーチからは、ずりずり方式でしか出艇出来ない。
この点不安であったが、杞憂だった。市販カヤックと違い、非常に低いプロファイルで、体にぴったりのサイズなので、手が十分に地面に届き、簡単にずり進むことができる。
その代わり、転覆時にロールアップできないとまずいことになる。
出艇後の第一印象は「何だ、素直じゃん」。
やはり一次安定性は高くない反面、微妙な荷重移動にリニアに反応する。
二次安定性は完璧で、90度まではパドルを差し入れるだけで「どの角度でも静止できる」イメージ。90度を超えてもスカリングというほどの動き無しで静止可能。これはもう、二次安定性と言わないのかも知れないが。
ロールもすごく軽くあがる。これならハンドロールも練習する気になる。さすが本物のグリーンランドカヤック。自分で作っておきながら、感動してしまった。
キールのスターン側がスケグ状になっているので、ラダーはないが直進安定性は良い。全幅が狭く、全長はそれなり(50.5x505cm)なので、思いのほか早い。
この艇は3Dマニューバ専用艇として作り、一泊以上のツーリングは想定していなかったが、挙動に慣れてくるにつれ、一泊程度ならこの艇を使いたくなってくる。
製作したのは自分だが、デザインは完全なオリジナル。
グリーンランド人の数世紀の命がけの試行錯誤の集積であり、彼らとその歴史に改めて敬意を感じざるを得ない。
防水性も問題なしで、長時間のスカリングとロール時のコーミングからの微量の浸水のみ。スカートのバンジーが若干緩目だったようだが、縫いこんでしまったので これは諦めるより仕方がない。
シートには発砲ウレタンシートを使用。100円ショップで2枚。
コックピットフープにはクレモナロープの柿渋染め。
Urethane foam for cockpit seat. It costs only JPY100, USD1.
Around the cockpit hoop, vinylon rope dyed with persimmon tannin is sewn on.
手持ちの4艇用にスカートもたくさんあるが、カサラノ/バランスタッチ/エルズミアのコーミングは同サイズで膝が立つくらい大きく、とても無理。ボイジャー用に使っていたPerceptionのスカートは、何とかはめられるが、テンションバーが邪魔。
市販のスプレースカートで最小のものはK1用、ポロ用だと思うが、それでも大きすぎ。
ICI本店で倉庫の中まで入らせてもらい、使えそうなものを探したが、やっぱりなかった。
仕方がないのでK1用を購入し、全部をばらしてバンジーコードをつめ、縫い直した。
結果からいうと大正解。
I have several spray skirts for my existing four kayaks, but three kayaks have large cokpits so the skirts are also too large for my greenland kayak.
Perception's skirt I have used for Voyager 415 can somehow fit, but not perfect because of its built-in tensin bar.
Even the smallest spray skirt in the market, for K1 or Poro, it's still too large for my kayak coaming.I bought skirt for K1, and disassembled it and cut the extra shock code, and re-sewed.












