この土日でスキンがけを完了し、水洗い(表面の糊を落とし、また収縮させてスキンのテンションをあげる)まで終えるつもりだったが、フープの縫いつけ途中で時間切れとなった。
今回はウレタン塗装前に 亜麻仁油で塗装する。
亜麻仁油で塗装することで、透き通った飴色を狙っているのだ。
この乾燥時間に一週間は見ないと行けない。
残念だが8月中の進水は難しそうだ。
フレームは見納めとなるので、細部の実測を記録に残す。 

9号帆布を張る。
縦方向のテンションを掛けながらフレームにスキンを張るのは、独りでは難儀で、体力を消耗する。
フレームをロープで動かない支柱(今回はなんと「便器」)に固定し、さらにフレームに手頃な角材をあて、足で押しながらスキンを引っ張る。
1号艇のときは、この作業で指の関節部がスキンとの摩擦で擦りむけた。
今回は最初から皮手袋を着用。
キールに画鋲をうち、スキンを引っ張ってハルにテンション掛け、ガンネルにも画鋲を打って固定。
あまった帆布を切り取る。
2号艇は全幅が狭いので、この余りの布をそのままコックピット前後のデッキに使用できる。
スキンの仮固定を終えたところで、ヒールサポート装着を忘れていたことに気づく。
1号艇ではもともとヒールサポートをつけなかったので、うっかり。
ミシンで切断面のかがり縫いをした9号帆布をリブに装着。
これはその場の思いつき。
スキンが無ければ簡単な作業だが、フレーム外面から手を入れられないので、苦労する。 

スキンの一回目縫いが終わったところで、コックピットフープの仕上げにかかる。
リム部は1号艇同様のロープとするつもりだったが、またも心変わり。
ドイトで手頃なサイズのホワイトアッシュ材を見つけたので、これを使うことにした。
煮曲げはせず、フープ材にクランプで押さえつけて沿わせ、ペグで固定した。
曲がりはするが反発力も残っているので、末端部はシニューでラッシングしておく。 

スキンの二回目縫いはデッキ部の横テンションを掛ける最後の機会なので、慎重に行う。
フープの前後、左右を縫いつけ、作業終了。 

昨晩罫書きしたMasikを切り出す。
1号艇のMaski用に購入した欧州赤松の残りである。
2号艇に使用しても、なお もう1艇分に十分な長さが残る。
手前側がやや広めになるように内側はやや傾斜させている。
ガンネルの上側と内側からペグで固定。

続いてデッキの補強材を取り付ける。
リアデッキ用には、1号艇の残り、桧30mm X t 12mmを使用した。
乗艇時、この補強材に腰掛けることになるので、強度が必要。
一昨日は桧9mmx24mmを使用するつもりだったが考え直した。
但し、この厚さのままではスキン上に盛り上がってしまうので、ビームにあたる部分を削り、更に取り付け後、上部を鉋で削った。
バックレスト側の末端は、、コックピットフープが接触しないよう、斜めにカットした。

フロント側は桧24mmxt9mmを使用。
適度にしなりがあるので、ビームにスペーサーを噛ませること無く、うまく密着してくれた。
前後ピースの上部プレートは一昨日削りだしたが、これは使用できないことが判明。
うっかり、ガンネル末端の幅より狭いものを切り出してしまったのだ。
再度 エゾ松45mm x t15から削りだす。
ダボで固定後、上部を鉋で削り、さらにヤスリを掛けてアールをつける。

これにてフレームは完成。
今日一日で完成するとは、予想外。
なにしろ一号艇のMASIK製作が数日かかったのに対して、今回は一時間程度。
ちょっと味気ない位である。

ここでフレームを実測しておく。
全長:487.5cm
全幅 : 47cm
バウエンド高(GLから) 24.4cm
スターンエンド高(同上)20.2cm
MASIK部ガンネル上端高さ(同上)15.5cm
MASIK上端高さ:21.1cm
全幅が目論見よりも5mm増加してしまったが、全体のシェイプはイメージ通り。
本当のところは乗ってみるまで分からないが、現時点では納得の出来であります。
8月恒例となった、河口湖自動車博物館のレストア零式艦戦詣でをしてから帰宅。
今年は3機目がほぼ完成しており、内部のフレーム構造は見えない。
それにしても、私費でここまでやる原田館長の熱意には参る。
途中ドイトに立ち寄り、デッキ補強材とコックピット用のヒノキを購入。
これはリブと全く同じ材。
コックピットフープのスカーフを作り、角を落とす。
この材は長く、全体を十分に煮ることが出来ないため、水に漬けておく時間をリブ材よりも長くして対応する。
残っていたチャイン前後のラッシングを終え、前後ピースに水糸を張り、曲がりが無いlことを最終確認。
前後ピース上部に取り付けるプレートを削り出す。
鉋を下にして、材のほうを動かして削る。









